株式会社ニッコー様
全自動メタルソー切断機導入事例

こちらのページで紹介するのは以下の製品です。
全自動・角度自動丸鋸切断機
KKS463NA(全自動・角度切断機)
堅牢なギアボックス、本体搬入出装置が一体構造。
送りグリッパー部の測長装置により自動で材料幅を計測。
残材長は最小で10mmを実現。
高性能PROFICUT切断プログラムを搭載。
株式会社ニッコー 土浦営業所様

所在地  :茨城県かすみがうら市
従業員数 :23名(現場15名)
事業内容 :炭素鋼鋼管・ステンレス鋼管の販売、加工

     導入の背景   → 切断精度を上げることで今まで以上にお客様のご要望に応えたい

     
導入の決め手  → 生産性の向上、三位一体の高い剛性、最小残材10㎜ 他

     
導入後の効果  → 前後の多角切りなど高度なご要望にも対応できる

株式会社ニッコー土浦営業所様の紹介


㈱ニッコー様は全国各地に営業所を持ち、鋼管の卸売や加工販売を行っています。土浦営業所様では主に建設機械や農機具のフレームの切り出しを行っています。常磐道土浦北インターから約15分と好立地に位置しており東日本全域を網羅できる営業所様です。また、加工された製品の工場内での運搬やトラックへの積み込みは全てフォークリフトで行い、安全性とスピードの両方を実現されています。

土浦営業所様では現在、弊社で販売するカルテンバッハ社製全自動メタルソー切断機を4台使用してくださっております。そのうち2台は最新機種のKKS463へ更新され、来年には更にもう1台の更新が決まっております。

今回は、前機種KKS401との違いやメリットについてお話を伺いました。


工場内の様子(フォークリフトで材料の輸送を行っている様子も分かります)

カルテンバッハ社製全自動メタルソー切断機導入・更新のきっかけは?


㈱ニッコー土浦営業所様では「お客様の水準の高いご要望にいかに応えるか」を大切にされています。
前機種の全自動メタルソー切断機(KKS401)は角度切りの生産効率向上のために導入されました。それ以前は手動で角度切りを行っていたそうですが、品質の高さを維持しながら短納期で加工・出荷を行うためには機械の自動化は必須だったとのことです。

そして2024年現在は前機種の老朽化と更なる顧客獲得の為、順次最新機種KKS463へ更新されています。設備投資を積極的に行い効率化・省力化に努め、お客様のご要望に応えることで新たな受注に繋がるという好循環が生まれています。

最新機種への更新に踏み切られたのは材料の送り、切断、搬出が1つのユニットにまとめられ(三位一体の高剛性)、それらが連動して動くことにより寸法の狂いが少ない点、製品を切り出す工程時間が大幅に短縮されている点、以前は150㎜であった最小残材が10㎜までコストカットできるが大きいとおっしゃっていました。

更新後のメリット


メリットは切断効率が上がり、お客様の要望により応えることができるようになったことです。

切断効率の向上とは具体的に
材料の送り・切断・搬出がまとまった機構(高剛性)や※可変切断機構で、製品を切り出す工程時間の大幅な短縮
材料幅を自動で測長する事により、前機種より遥かに高い寸法精度を実現
③スクラップの自動排出機能や、のこ刃に連動して動く垂直クランプにより
消耗品等の交換回数の低減

上記①から③の効率向上で以前より納期の短縮が可能になりました。
また、高性能PROFICUT切断プログラムの搭載により、角度切りの依頼が来た際には
最適な切断条件を自動計算できるので迅速な御見積の提出が可能な上、無駄のない切断工程を組み適正な価格での販売を行うことができるとおっしゃっていました。更には、材料の送り、切断、搬出が1つになったユニット(三位一体機構)で材料の両端をグリップし搬入搬出を行うので鋼管が斜めに浮き上がったりずれたりすることもなくなり切断精度が格段に上がったといいます。

※可変切断機構…材料の形に合わせて切る速度を変化させることで効率の良い切断が可能になります。
        例:丸いパイプの場合最初と最後の材料がある部分は遅く、空洞の部分は早く切断できるよう速度がコントロールされます。

高性能PROFICUT切断プログラムのディスプレイ

タッチパネルで操作入力が可能。よくあるNC工作機械(複雑なプログラミングを必要とする機械)のXYZの座標入力ではありません。
事前に視覚的に切断順序も確認でき、入力ミスも低減します。
1本の材料から1番ロスが少なくなる取り合いを自動で計算もできます。また、オーダーの製品個数から材料が何本必要なのかも確認できます。
上部の垂直クランプがのこ刃に連動して回転するため交換回数を減らすことができます。
多角切りのサンプル

土浦営業所様は今後も設備のさらなる増強、自動化を行う予定です。現在、人が行っている検査やバリ取りを自動化することで納期の短縮をしながらも品質面はさらに向上させ、お客様第一の姿勢を変えず進められます。
皆さんも鋼材や加工でお困り事があれば一度相談してみてはいかがでしょうか。親切で丁寧なお人柄たちにお会いできると思います。

私たちも㈱ニッコー様、土浦営業所様の業務改善やサービス向上のお力になれるよう尽力していきたいと思います。



株式会社ニッコー土浦営業所
〒300-0135 茨城県かすみがうら市加茂5323-1

製品紹介

全自動・角度自動丸鋸切断機
KKS463NA(全自動・角度切断機)
堅牢なギアボックス、本体搬入出装置が一体構造。
送りグリッパー部の測長装置により自動で材料幅を計測。
残材長は最小で10mmを実現。
高性能PROFICUT切断プログラムを搭載。

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