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ベッセイクランプの製造工場を見学しました

2026年1月に弊社の担当営業がドイツ出張に行き、クランプの製造を行うBESSEY社の工場を見学しました。
本記事では、見学の様子とともにベッセイクランプの高精度と高強度の秘密をお届けします。

BESSEYについて

BESSEYはドイツ南西部のシュトゥットガルト近郊に本社を構える老舗クランプメーカーです。1889年の創業以来、高品質で革新的な工具を提供し続けており、2024年には135周年を迎えました。

クランプの製造は鋼材部門と生産・管理部門に分かれており、材料から組み立て、梱包や出荷までを一貫して自社内で行っています。

工場見学

鋼材部門

この工場ではクランプ用の鋼材だけではなく、自動車関係や医療関係の仕事も請け負っています。

クランプのレール製作の様子

①コイル状の鋼材(約700㎏)を準備します。

②その鋼材を縦横のローラーでストレートに矯正します。

➂冷間引抜加工を行い成型します。

 冷間引抜加工とは、金属を加熱せず室温のまま引き延ばして形状を変える加工法です。
 鋼材に熱の影響があると性質や形状にばらつきが出るため、この方法を採用しています。
 成型時はレールサイズに合った型を使い、均等に成型を行います。

④再びローラーでストレートに矯正し、定尺に切断します。

クランプ生産部門

ここでは、鋼材部門より納品された定尺のレール切断・形成を行い、クランプの組み立てや梱包まで行います。

①定尺のレールを適した長さに切断した後、曲げとプレスを行います。

 切断後のレールは熱を加えてクランプの形状に曲げていきます。
  自動機を使用して曲げを行い、同時に先端の形状をプレスし成型します。

②スピンドルを製造します。 

 スピンドルは切削ではなく鍛造で行うことによって高強度となります。

③クランプの組立を行います。

 ハンドル・スピンドル・キャップを組み立てた後、アームに取り付けます。その後、レールに取り付けられます。
 この一連の流れが自動機によって行われています。

  直角精度の出ていない製品に関しては人の目で確認しています。
 完成した商品は倉庫の棚へ型式ごとに納めます。

④完成した商品の梱包をします。

 少量の商品は人の手で梱包をして、トラックに積み込まれます。
 海外輸出向け商品は大箱に商品を詰めた後、自動機でPPバンドを結束します。

 梱包された商品は出荷まで倉庫で保管され、ドイツをはじめ世界中に運ばれます。

まとめ:BESSEYの工場を見学して

長年、ベッセイクランプを販売してきましたが今回が初めてのBESSEY社訪問となりました。クランプの製造には想像以上に多くの人が携わっていることや、いかにして高品質な商品を生み出しているのかを目にすることができました。

効率化するべきところは自動、要の箇所は職人の技術といったように伝統の継承と新しい技術の融合により高品質な商品が生み出されています。
非常に歴史のある会社で伝統を大切にしている所も身にしみて感じることができました。

この経験を活かし今後もベッセイクランプを多くの人に知っていただき使っていただけるよう販売活動を行いたいと思います。

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産業機器部/営業
産業機器部/営業
入社18年。 「現場で本当に使いやすいか」を考えながら、お客様に寄り添った提案を行っている営業担当です。 丸鋸切断機・パイプ切断機・パイプベンダーなどの産業機械をはじめ、クランプを中心とした作業工具まで幅広く取り扱い、多ジャンルのお客様への販売・提案を行っています。 営業活動では、製品の良い点だけでなく、注意点や導入時の課題についても丁寧にお伝えすることを重視。実際の使用環境や運用面まで見据えた提案を行うことで、多くのお客様から信頼をいただいています。