短くなったドリルも
研ぎなおし、
道具とともに高品質のものづくりを
有限会社山本鈑金
代表取締役 山本繁様
ドリル研磨機導入事例
有限会社山本鈑金
代表取締役 山本繁様
ドリル研磨機導入事例
目 的
ー 愛着のある工具をできる限り最後まで活用したい
ー 特殊形状のドリルも含め、幅広い作業に対応できるようにしたい
課 題
ー 短くなったドリルは研ぐのに限界があり、使えなくなることがあった
ー 特殊形状のドリルは手研ぎでは難しく、交換せざるを得ないことがあった
効 果
ー 短くなったドリルでも研ぎ直せるため、工具を新品同様の状態に復活させられる
ー ローソク型など特殊形状のドリルも正確に研磨可能となり、幅広い作業に対応できる
ー 愛着のあるものを大切にする姿勢を具体的に実現し、ものづくりの質を高める
ドリル研磨機の詳しい仕様はこちら
取材時にはオブジェの修理も引き受けておられました。(右写真)
㈲山本鈑金様がドリル研磨機を導入されたのは、「愛着のあるものをできる限り大切に使い続けたい」という想いからでした。
大量生産・大量消費が当たり前となり、壊れたらすぐに買い替えるのが一般的な時代にあっても、同社は“直せるものは直して活かす”という姿勢を貫いています。その背景には、道具や機械を単なる消耗品ではなく「共に働く大切な相棒」として扱う心があります。この考え方は、車や農機具の修理を通じてお客様の暮らしを支えてきた同社の歩みにも通じており、㈲山本鈑金様ならではの温かさと信念を感じさせます。
そして導入の決め手となったのは、そのドリル研磨機に「重量感があり、長く信頼して使い続けられる機構だ」と感じたからでした。見た目や仕様だけではなく、“頼れる存在であること”を直感的に感じ取れたことが、導入を後押ししました。
1959年に発売されたマツダ「K360」に乗る山本様
古いものも大切に使い続ける精神のもと、フォークリフトや機械も引き継いで使用されることがあるそうです。
①短いドリルでも研磨可能で、買い替え回数の減少に
②ローソク型といった特殊な先端形状のドリルも研磨可能
切れなくなったドリルがすぐに新品同様の切れ味を取り戻せることです。従来は手作業で研いでいたため、どうしても限界があり、特に短くなったドリルは研磨が難しく、最終的には使えなくなるケースが多くありました。しかし研磨機の導入により、短くなったドリルであっても正確に研ぎ直すことができ、繰り返し蘇らせることが可能となりました。その結果、工具の寿命が大幅に延びるだけでなく、無駄な買い替えを減らすことでコスト削減にもつながっています。さらに現場では、常に切れ味の良いドリルを使えるため、加工精度の安定や作業効率の向上といった効果も実感されています。
ローソク型といった特殊な先端形状のドリルでも研磨が可能であることです。特殊形状のドリルは汎用品に比べて高価であり、消耗すると扱いに困るケースも少なくありません。しかし、この研磨機によって難しい形状であっても正確に研ぐことができるため、今まで以上に幅広い作業に安心して対応できるようになりました。
ドリル研磨機導入のメリットは、単なる機械導入の効果にとどまらず、㈲山本鈑金様の「愛着のあるものを大切にし、長く活かしていきたい」という信念とも深く結びついています。工具を最後まで使い切る姿勢は、車や農機具などお客様の大切なものを修理し続けてきた同社の仕事への想いそのものであり、まさに“道具を大切にする心が、ものづくりの質を高めている”と言えるでしょう。
有限会社山本鈑金
所在地 〒747-2849 山口県防府市西仁井令1-2-40
TEL 0835-22-1997
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