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メタルソーのコスト計算について解説!年間いくら削減できる?

この記事では、「メタルソーを導入されている方」「メタルソーの導入を検討されている方」へ、メタルソーの年間コスト削減について弊社の計算式を用いて解説します。


メタルソーについての記事はこちら
メタルソーとは?材質や刃型について解説!


目次[非表示]

  1. 1.メタルソーの特徴
  2. 2.メタルソーのランニングコストを算出する時の注意点
  3. 3.メタルソーのランニングコストの計算式
  4. 4.低価格メタルソーと高性能メタルソーのトータルコスト比較
  5. 5.まとめ


メタルソーの特徴


メタルソーは普通の消耗品とは異なり、再研磨することができます。
そこが、通常の消耗品としての考え方と異なります。

つまり、ランニングコストを計算するには、メタルソーの新品と再研磨の費用について合算して考える必要があります。


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メタルソーのランニングコストを算出する時の注意点

メタルソーを導入されている方はランニングコストについて一度は考えたことがあるかと思います。


メタルソーの特徴を踏まえて考えると1番安いメタルソーを買って、1番安い研磨業者に頼めば安く済むと考えてしまうかもしれません。

しかし、メタルソーは金属を切断する刃物なので1回で何本、1枚の新刃時1回と20回の研磨でトータル何本切れるのかを試算する必要があります。
そのため、低価格なメタルソーを導入すればランニングコストが高騰してしまう可能性があるのです。


メタルソーのランニングコストの計算式

仮に、1万円の鋸刃で1回あたり1,000本切れる鋸刃があるとします。
その刃物の1回の研磨代が3,000円
合計して20回再研磨すると、最初の新刃の回数1回と合わせてトータル21回
計算式にすると 10,000円(新刃)+3,000円×20回 = 70,000円となります。
1,000本×21回で合計21,000本切断できる計算になります。
つまり 70,000円で21,000本切断できる事になります。(電気代や設備費・人件費 等は除く)


そこに、3万円するけど5,000本切れる高性能鋸刃があるとします。
通常、どんな鋸刃も研磨代は同じなので1回の研磨代が3,000円
同じ20回再研磨できるとします。
コストは30,000円(新刃)+3,000円×20回 = 90,000円となります。
5,000本×21回で合計105,000本切断できる計算になり、
90,000円で105,000本切断できる事になります。(電気代や設備費・人件費 等は除く)

表にして分かりやすく比較します。


低価格メタルソーと高性能メタルソーの比較


新刃価格
再研磨代
切断回数
トータルコスト
切断数
1本あたり
低価格メタルソー
10,000円
3,000円
21回
70,000円
21,000本
3.3円
高性能メタルソー
30,000円
3000円
21回
90,000円
105,000本
0.9円

つまり、高性能メタルソーに替えることでお得になるのが表から分かります。
より具体的な経費の削減が出来るイメージが沸くと思います。


※上記の計算はあくまでも全て上手く行った計算になります。
※高性能メタルソーの高性能とは「コストも極限まで下げられること」といった面もあります。


>>大同興業のメタルソーカタログをダウンロードする


低価格メタルソーと高性能メタルソーのトータルコスト比較

上記の計算をもとに年間100万本生産するとします。
トータルコストはいくらになるのか計算します。
低価格メタルソーで100万本切る場合はトータルコストから割り出すと
100万÷21000本×70000円= 約333万円

高性能メタルソーで100万本切る場合をトータルコストから割り出すと
100万÷105000本×90000円= 約86万円

その差額 は247万円になります。
この金額を削減できたら、大幅なコストカットが実現できます。

この金額にプラスして高性能メタルソーで早く切断ができて、時間も削減できるとしたら、
機械の稼働時間や鋸刃の交換時間、人件費や電気代、付随するもろもろのコストも
一緒に削減ができると考えられます。
   

※切断成績比は弊社のデータに基づいて算出しておりますが、ユーザー様の状況(使っている刃物や機械)等により異なる場合がございます。



まとめ

メタルソーの年間コスト削減について弊社の計算式を用いて解説しました。

  • メタルソーのランニングコスト
  • 低価格メタルソーと高性能メタルソーのコスト比較
  • メタルソーのトータルコスト

試算からもわかる通り、メタルソーで1番大事になるのは切断成績(1カットあたりの単価)ですので、新刃価格だけではなく、切断数を加味したトータルコストを踏まえて検討することが重要です。


『大同興業』では、産業機械のプロフェッショナルが貴社の悩みに寄り添い、課題解決に向けたコンサルティングをサポート致します。
現在お使いのメタルソーの含めてコスト削減の御提案が出来ましたら幸いです。

メタルソーの製品一覧はこちらからご確認いただけます。


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